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男たちの挽歌 (作:高柴三聞) <希望の超短編>

 時代は、幾世期も進み政治はある、二大政党の時代を迎えていた。
 OSDとOPSと言う政党が交互に政権を争う時代であった。後の時代に二つのOの時代とも呼ばれている類まれない安定した政権時代として人々の記憶に刻まれることになる。時代が進みすぎて政治議論は煮詰まり、統合されたり、あるいは淘汰されるのを繰り返し、そしてどうしても議論の決着のつかない永遠の問いかけの二通りの答えに対して二極分化されていったのである。
 すなわち、OSD(お尻大好き!)党とOPS(オッパイ最高♪)党の二つの政党が一進一退を繰り返したのである。「もう、政治論議じゃどうにもならないから、おしりとおっぱいどっちが好きかでグループ分けしたら人材もシャッフルされて面白いんじゃないの国会も」と言う無責任な個人のツイートがきっかけで大きな政治変革の流れが起こったきっかけであった。しかし、永遠に続くかと思われた安定期も崩壊の時を迎えつつあった。
「俺、本当はさ、お尻とかおっぱいとかじゃなくて、二の腕のぷよぷよにひかれるのよねえ」
「そう?それなら俺、ふくらはぎだな。」
「てか、衣装なのよ。結局。裸に靴下。」
「馬鹿かおまいは、衣装じゃねえよ。靴下なんか。裸にエプロン。これだろう。」
「メイド、メイド、メイド!!!!!」
 かくして、二大政党時代は終焉を迎え超多極政党時代の道を辿るのであった。

(おわり)


著作権は作者にあります。

疲れた心に安らぎと光明を。みんなに届け、希望の超短編。
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テーマ : 超短編小説
ジャンル : 小説・文学

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sleepdog

Author:sleepdog
幻想、冒険、恋愛、青春などをテーマにした短編小説をいろいろ書いています。子供のころから妖怪が大好きで、最近は結構ゆるふわなものが好みです。 生まれは群馬県前橋市。現在、名古屋市在住。どうぞよろしくお願いします。

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