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空を見上げたら (作:三里アキラ) <希望の超短編>

 空を見上げたら太陽があった。
 あの時も、空を見上げたら太陽があった。暑い夏の日で、セミがせわしなくジワジワ鳴いていて、じっとしていても汗が滴った。風は熱気で乾いていた。そこに僕は挫折を見ていた。
 あの時は、空を見上げたら星空があった。冷たい北風が吹き抜け、人恋しかった。鳴らないケータイを手に、窓辺にいた。そこに僕は寂しさを見ていた。
 空を見上げたら太陽がある。
 西の空に飛行機雲。明日は雨が降るのかもしれない。
 僕はまた空を見上げるだろう。けれどそこに、明日を見つけるために。

(おわり)


著作権は作者にあります。

疲れた心に安らぎと光明を。みんなで見上げよう、希望の超短編。
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テーマ : 超短編小説
ジャンル : 小説・文学

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sleepdog

Author:sleepdog
幻想、冒険、恋愛、青春などをテーマにした短編小説をいろいろ書いています。子供のころから妖怪が大好きで、最近は結構ゆるふわなものが好みです。 生まれは群馬県前橋市。現在、名古屋市在住。どうぞよろしくお願いします。

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